2008年10月21日

コレクション所有企業の破綻→美術市場の危機?

アメリカ大統領選挙本番の日まで残すところあとわずかとなりましたが、その選挙戦中二度目の大統領候補討論会で、オバマ上院議員が「1929年の大恐慌以来」と言い切った現在の経済状況。この先いったいどうなるのか・・・もちろん、昨年まで好景気にわいていた美術マーケットも影響を受けるのは間違いありません。9月に破綻したリーマン・ブラザーズをはじめとして、欧米の大手金融サービス企業が苦境に陥っています。

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2008年06月01日

ケネディ家の御曹司がアート市場に進出・・・

ブームが続く美術市場でも、アートフェアのビジネスの拡大ぶりには目を見張るものがあります。主な国際フェアでは記録的な売上が続き、その周辺の中小規模フェア、若手中心の特別なフェアなど、毎月のように新しいフェアが誕生・・・。そんな中、アートフェア業界で、意外な人物が注目を集めている、という話。

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2008年05月19日

村上さん、ホントに「バンザイ!」と叫んだんですか?

このブログではアーティストもディーラーも、基本的に敬称略で書かせていただいていますが、以前、何度かインタビューさせていただいたことがあったりする人物が相手だと、つい「さん」付けになってしまいます。たとえば、このあいだ、ニューヨークのサザビーズで立体作品「マイ・ロンサム・カウボーイ」(1998)が約16億円で落札された村上隆さん。

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2008年05月10日

で、ニューヨークのオークションでは・・・

さて下記のように書いた、5月のニューヨーク・オークションは、いったいどうなったかというと・・・。まずはインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙のスライドショーで、セールを沸かせた作品群をどうぞ。

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2008年05月03日

五月のニューヨークはナーバス?

みなさま大変ご無沙汰しております。マーケットウォッチをしてないわけではないのに、ろくにブログ更新もしないまま、いつの間にか五月に・・・。五月と言えば、オークション会社がニューヨーク市で年に二度開催する、印象派・近代絵画セールの月。彼らにとって最重要のイベントです。アメリカ経済の失速、全面的なドル安という局面で迎えるセールは、美術市場の今後を占う上でも大変重要な意味があります。

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2008年01月14日

NYCアートの新しい中心地、バワリー

ニューヨークに一年以上行っていなくて、かの地のアートシーンともご無沙汰ですが、The Art Newspaper誌の1月号を読んでいたら、アートギャラリーがまた大移動中だとか。倉庫外でちょっとラフな感じだったチェルシーが、アートの中心地としてソーホーのお株を奪ったのが1990年代半ば以降。ところがそのチェルシーからここ数年、ローワー・イーストサイド(言わばマンハッタンの下町)のバワリーに店を移すギャラリーが出てきているというのです。

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2008年01月02日

ビギナー・コレクターたちへの七つのアドバイス

あけましておめでとうございます。

そして、大変ご無沙汰しています。アートマーケット・ウォッチャーとしては、「マーケットがすごい」「またオークションで高値更新」といったニュースばかりを取り上げるのはいかにもつまらなく、毎日、記事を読んではいるものの、取り上げたくなるものになかなか出会えないといった日が続いています。

そんな中、こんな記事を見つけました。オンライン誌、ArtInfoの、セブン・ティップス・フォー・ビギニング・コレクターズ( Seven Tips for Beginning Collectors。ビギナー・アート・コレクターへの七つのアドバイス、というわけです。12月にニューヨークで行われたコレクターによるパネルディスカッションでの話をまとめたものです。既に「いつ今のバブルがはじけるか?」という点に関心が移っているのに、これからアートを集めようという人たちへのアドバイスとは・・・?と思わないでもありませんが、なかなか示唆に富む内容になっています。

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2007年11月25日

アート市場にかげりが?それとも?

この秋、ヨーロッパのアート市場を見てきた人々は、相変わらずのバブルぶりに懸念を強めているようですが、一方で、「アート市場も一段落か?」という報道が出始めています。たとえばこれ、フランス発のオンライン雑誌、アートプライス誌の最近の記事です。

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2007年11月19日

ARTnews誌が選んだ「105年後にも残っている」アーティスト

どうも更新が滞っていて申し訳ありません。でもこれ、アメリカで一番古く、おそらく最も広く読まれている月刊誌のARTnews誌、11月号がおもしろい。この雑誌、今月105周年を迎え、その特集記事をいろいろ載せていますが、そのうちの一つが、"Famous in 2112?" というもの。今からさらに105年後にも、有名であり続けているアーティストはいったい誰だろう?ということを、世界各地の有力美術館の館長や有名キュレイター、ギャラリスト30人以上に聞いています。

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2007年10月08日

韓国ギャラリーがNYCに続々進出中

またヨーロッパの美術誌、「The Art Newspaper」の記事から。

三つの韓国のギャラリーがニューヨークのギャラリー地区、チェルシーに最近オープンしたり、近日中にオープン予定とのこと。だいたい韓国やその他アジアの現代美術を専門に扱うようです。さらに、欧米の有力ギャラリーがソウルに進出という動きも。

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